自然環境を守ろう!そう言うだけなら、簡単!
でも、誰もが自然を破壊したくたまらない!と思って破壊しているわけではないと思います。色々な立場があって、それぞれ仕方なく選んでしまったこともあるのではないでしょうか。
だから、社会の仕組みとして、自然環境を大切にしながら、人々の暮らしを創っていくには、どうすれればいいか?それをこの投稿では考えていきたいと思います。
例えば、
「太陽光パネルを山につけるなんて!反対!」について
もちろん、私も大切な山にわざわざ切り開いてまで太陽光パネルを付けるのは反対です!
でも、今の日本では、山の管理は想像以上に大変で、林業での収入もほとんどなく、ただただお金がかかる負動産になりつつあります。そんなとき、企業から太陽光パネルの提案がきたら、子供や孫の手間もかけなくてすむし、収入にもなるということで、その提案に乗るという気持ちもとてもわかります。
むしろ今、山を守ってくださっている所有者さんや林業をされている方や山の周辺に住んでいて、山の管理をボランティアでやってくださっている方々がものすごいんだと思います。
全ての山が太陽光パネルになっていない、開発がされていないということは、なんとか山を守るという、なかなかできない選択を、今の日本で多くの方がしてくださっているということです。
この資本主義社会の中で、お金だけの目先の欲に囚われず、伝統や村や町や日本や世界を思って、今、山の管理をしてくださっている方も多くいるということです。
山の守り人を支えて、さらに次の世代につなげていくには?
私が現時点で考えていることを述べたいと思います。
・まずは、山の管理についてどういう意義があるのか?もっと一般的に知られるべきで、SNSなどを使って、発信すること
→現状を知ることで、何かしたいと思う人が増えるきっかけになる。現代的だけれど、定期的にライブ配信などして投げ銭という手もあるのでは?
・山の恵みで高付加価値のある商品・サービスを創る
→どの土地で育ち、樹齢どのくらいで、どういった経緯で伐採された木なのかストーリーも含めて購入者に販売をする
→木を使ったオブジェなどおしゃれなインテリアとして、木材の良さを発信(飾っても良し、リラックス空間にも良し)
・山に関連した楽しいこと、嬉しいこと、喜びを見つける
→人や情報やモノやお金が集まる場所に必ずあるものは、一つは価値。もう一つは、人の感情で喜び、嬉しいさ、楽しさがあるところ。ただ、山の現状を訴えるだけでなく、山を通した喜びや発見などを小さくとも広げていくそんな取り組みをしていきたい。
・人工林ができる前にあったであろう多様な環境に戻していく。
→人工林だと適切な管理のもと、適切な時期に伐採が必要となる。昔のように大量の木材が不要なら、できる限り元の山に戻すことで、自然が勝手に循環する仕組みに戻していく。
自然が勝手に循環する仕組みの中で、人がバランスを見て必要な木材を暮らしに使っていくような関わり方へ変えていく。
これから、奈良県曾爾村に移住して山の近くで暮らしながら、現状知り、その中でできることを地道にやっていきたいと思います。
そんな活動をする上で、何より大切にしたいことを最後にお伝えしたいと思います。
それは、
何事も、楽しむこと!
自然環境への課題感を持って、何か取り組もうとするとき、どうしても危機感なども募ったりして頑張ってしまうこともあると思います。
次の世代にも繋いていくことと考えると、「頑張って上手くいく」ではいけないと思っています。
田舎では、やることが多い、しきたりが多い、そんな印象も持っている方もいらっしゃるのかなと思います。こういったことがあって、自由を求めて、田舎から都会へ出る方も多いのかなと思ったりもします。
山を守る、ということで、ただ耐え忍んで頑張るということは、しても一時的に留めておくこと。
頑張るより、楽しむ方が実は大変!
何よりも楽しむ姿勢を大事にしながら、やれること地道に繋いでいきます。
Lead Myself という法人は、誰もが自分自身を自分の創りたい世界へ導くことができるようにと願って創りました。
私は、耐え忍んで田舎で頑張るじゃなくて、美しく洗練された場があって、自由に楽しみながら、自然も大切にしていくそんな世界を創っていきたいと思っています。
夢物語で終わらせずに、少しずつ少しずつ、一人からでも進めていきます。
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